ほぼ週刊Zoom-Zoom@web (2012/05/21W①) [The sky is the Limit]
まだ打ち止めじゃなかった。
超うれしい事実が確定したので即日載せずにはいられない、SKYACTIVの記事のご紹介。
今回は、マツダの中の人、パワートレイン開発本部エンジンプログラム主査・仁井内進氏へのインタビュー記事2本です。
■マツダ SKYACTIVエンジン開発担当者インタビュー(前編):
SKYACTIVエンジンは“理想の燃焼”に向けた第1ステップ
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1204/26/news047.html
■マツダ SKYACTIVエンジン開発担当者インタビュー(後編):
段違いのクリーンディーゼルだから国内市場でも受け入れられる
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1205/21/news014.html
前編の内容は、スカイアクティブの基本コンセプトやロードマップについて。さすが中の人、説明も図解も簡潔にして明瞭です。マツダの公報的にも、回数をこなしてこなれてきたというのもるんでしょう。
後編の内容はディーゼル一色です。注目したいのは、その末尾にあった下記のやり取り。
MONOist CX-5をはじめエコカーとしてのディーゼルエンジン車に注目が集まっています。
そうなってくると、CX-5の2.2Lよりも排気量の小さいSKYACTIV-Dが求められる
ようになると思いますが、開発は可能ですか。
仁井内氏 SKYACTIVエンジンは、「燃焼のコモンアーキテクチャ」として開発しています。
このコモンアーキテクチャというのは、スケーラブルに展開できることを意味
しているので、排気量を大きくしたり小さくしたりするのは容易です。
必要があれば、小排気量のSKYACTIV-Dも用意できますよ。
これは決定打ですね!
3/4の記事「Zoom-Zoom-Loop」でレポートしたサスティナブルZoo-m-Zoomフォーラム2012でもマツダの人に同じことを聞いたんですが、その時はまだ確答してもらえなかったんですよね。
また、4/11の記事「体はデミオ、心臓はディーゼル」でも1.5L SKYACTIV-Dの「CX-3」に関するニュースをご紹介しましたが、あれはあくまで自動車雑誌の記事なので、どこまでが確定的事実かいまいち不明瞭でした。
今回のはSKYACTIV開発担当の主査という中心人物の発言ですから、信頼度は100%です。
こうなると、あとは純粋に経営判断とか商品戦略とか(企業体力とか)の話になりますね。
今や(というかまだ出たばっかですが)CX-5の受注比率83%を占めるまでになったSKYACTIV-Dを、基幹中の基幹車種であるアクセラに載せないだなんて選択肢はあり得ないので、あとはどんなふうに載り、どんなカタチになるのか……。
第3世代アクセラへのアンダー2L SKYACTIV-D搭載という私の勝手な夢想の実現へ向けて、期待が膨らみます。
P.S.
仁井内氏の発言にある「コモンアーキテクチャ」の概略については、2/6の記事「Hiroshima strikes back !」でもご紹介した下記の記事をご参照頂けると、イメージする助けになるかも。
■先手を打ったマツダの製造業革命――真の“コンカレントエンジニアリング”がもたらす新しい価値
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1201/25/news007.html
超うれしい事実が確定したので即日載せずにはいられない、SKYACTIVの記事のご紹介。
今回は、マツダの中の人、パワートレイン開発本部エンジンプログラム主査・仁井内進氏へのインタビュー記事2本です。
■マツダ SKYACTIVエンジン開発担当者インタビュー(前編):
SKYACTIVエンジンは“理想の燃焼”に向けた第1ステップ
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1204/26/news047.html
■マツダ SKYACTIVエンジン開発担当者インタビュー(後編):
段違いのクリーンディーゼルだから国内市場でも受け入れられる
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1205/21/news014.html
前編の内容は、スカイアクティブの基本コンセプトやロードマップについて。さすが中の人、説明も図解も簡潔にして明瞭です。マツダの公報的にも、回数をこなしてこなれてきたというのもるんでしょう。
後編の内容はディーゼル一色です。注目したいのは、その末尾にあった下記のやり取り。
MONOist CX-5をはじめエコカーとしてのディーゼルエンジン車に注目が集まっています。
そうなってくると、CX-5の2.2Lよりも排気量の小さいSKYACTIV-Dが求められる
ようになると思いますが、開発は可能ですか。
仁井内氏 SKYACTIVエンジンは、「燃焼のコモンアーキテクチャ」として開発しています。
このコモンアーキテクチャというのは、スケーラブルに展開できることを意味
しているので、排気量を大きくしたり小さくしたりするのは容易です。
必要があれば、小排気量のSKYACTIV-Dも用意できますよ。
これは決定打ですね!
3/4の記事「Zoom-Zoom-Loop」でレポートしたサスティナブルZoo-m-Zoomフォーラム2012でもマツダの人に同じことを聞いたんですが、その時はまだ確答してもらえなかったんですよね。
また、4/11の記事「体はデミオ、心臓はディーゼル」でも1.5L SKYACTIV-Dの「CX-3」に関するニュースをご紹介しましたが、あれはあくまで自動車雑誌の記事なので、どこまでが確定的事実かいまいち不明瞭でした。
今回のはSKYACTIV開発担当の主査という中心人物の発言ですから、信頼度は100%です。
こうなると、あとは純粋に経営判断とか商品戦略とか(企業体力とか)の話になりますね。
今や(というかまだ出たばっかですが)CX-5の受注比率83%を占めるまでになったSKYACTIV-Dを、基幹中の基幹車種であるアクセラに載せないだなんて選択肢はあり得ないので、あとはどんなふうに載り、どんなカタチになるのか……。
第3世代アクセラへのアンダー2L SKYACTIV-D搭載という私の勝手な夢想の実現へ向けて、期待が膨らみます。
P.S.
仁井内氏の発言にある「コモンアーキテクチャ」の概略については、2/6の記事「Hiroshima strikes back !」でもご紹介した下記の記事をご参照頂けると、イメージする助けになるかも。
■先手を打ったマツダの製造業革命――真の“コンカレントエンジニアリング”がもたらす新しい価値
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1201/25/news007.html
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