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はじまりの物語からのはじまりがそこはかとなく不安 [雲上茶屋]

「カンピオーネ!」公式サイトにアニメ第1話のあらすじが載りました。
……が。
うわ~、原作の刊行順どおり「神はまつろわず」編からではなく、ストーリーの時間軸に沿って「はじまりの物語」編から始めますか~。

でもそれだと「ふたつめの物語」編もきっちり描かないと、護堂とエリカの距離感が縮まる過程(特に、初めての『教授』!)をすっ飛ばして「神はまつろわず」編をやることになるので、原作知らないとエリカの態度のあまりの変化に唐突感を覚えることになるのでは……。

でも、公式サイトのトップページのイメージや公開されているキャストから見るに、「ふたつめの物語」編までやるとは思えないんですよね……。
それとも、「ふたつめの物語」編までやるけど、ドニ戦まではやらずにメルカルト戦で終わらせて、「神はまつろわず」編へ移るのかな? ただ、このへんをあまり省くと、「神はまつろわず」編ですでに護堂が権能を使いこなせる状態になっているのに唐突感を覚えるのでは。どっちにしても窮屈な作りになるはず……。

だったら刊行順通り「神はまつろわず」編から始めるのが、いちばんおいしく、かつ落ち着きがいいと思うんですけど……。そうですか、「はじまりの物語」編から始めますか~。

「カンピオーネ!」って、原作のストーリー展開的に、王道少年漫画的な主人公の成長過程を描くというより、最初からチートな能力(ただし使用条件付き)を持っている主人公がそれをいかに使い分けて仲間とともに戦うか、という点がウリだと個人的には思うんですよね。
(なので、PVのナレーションにあった「バトルファンタジー」という位置付けには、それもアリだな、という印象を持ちました)

なので、護堂はいかにして軍神の権能を簒奪したか、は重要じゃなく、護堂は軍神の権能を持っていますが何か? というスタンスでぐいぐいストーリーを進めて、ばんばん『教授』の術を使って(ここ重要(^^;)、ヒロイン達のさや当てとバトル全開な感じにするのが、原作の魅力を一番引き出すアニメ化の形じゃないかと思うのです。このへんを変えるとエリカの性格まで変わっちゃいますし。

そういう意味でも、原作1巻のキャッチコピーであり、アニメPVのナレーションの第一声でもある
「草薙御堂は“神殺し”である」
は、そんな原作のカラーをワンセンテンスに凝縮した傑作コピーだと思うのですよ。
が、アニメはどうもそれとは違う路線に行きそうな気がひしひしと……。

原作大好きだしアニメにも期待してます。期待してるんですけど、PV見たときに感じた不安は高まる一方なんですよね~……。
それでも「神はまつろわず」編から始まるならまだ望みがあると思っていましたが、「はじまりの物語」編から始めるんじゃ尺が足りませんよ。
だってヴォバン侯爵とか恵那も出るんでしょ? それともまさか最初から2クールものだとか!?

ただまぁ、なんだかんだ言ってても、最初の審判まであと2週間。
はてさて、どう転ぶか…………。

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