半分の空にのぼる欲

私の本命は2014年か2015年にフルSKYACTIVでデビューするであろう３代目アクセラですが、大本命はその後期型なのです。
というのも、アクセラは初代のＭＣでも今回の２代目のＭＣでも、ビッグＭＣが行われる傾向があるから。
フルSKYACTIV化ということはすなわち、シャシーもボディもSKYACTIVで完全新調ということ。エンジンだってひょっとしたらSKYACTIV-Dが載るかもですし(アクセラクラスでは持て余すほどのパワー＆大トルクだから見送られるかもしれませんが、相当な高燃費も期待できるし、個人的にはぜひ載せてほしい)、i-ELOOP搭載も期待されますし、そうするとクルマ全体のバランスを根底から作り直すのは必至。文字通りの生まれ変わりです。


そこまで大変革して、さすがに前期型で完全に仕上げてくるのは難しいでしょうから、２～３年煮詰めてからのＭＣで出てくる後期型こそベストバランスとなるはず。
また、ＭＣが行われるであろう2017年か2018年あたりになれば、今はまだ出ていない新たなSKYACTIVや、SKYACTIV第二章ともいうべき進化形がリリースされることは確実です（マツダは、SKYACTIVにはまだ先があると明言していますし）。

さらには、エクステリアデザインの問題もあります。
私は現行アクセラの「笑い鉄仮面」とでもいうべきフロントマスクを大いに気に入っているのですが、発表されている「魂動」デザインの文脈になぞらえると、今以上に大口を開けた相当に巨大な盾形フロントグリルがオーバーハング気味に立つデザインになるはず。
「魂動」デザインは好きですし格好いいと思いますが、あのフロントだけは正直、う～ん、ちょっと……なぁ。

……などとつらつら考えていくと、……あれ、この際、まだ半分のSKYACTIVでもアクセラ・スカイアクティブに乗り替えちゃうのって、意外とありじゃね？

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